「気(き)」って何?

「気(き)」って何?〜元気・やる気の源〜

こんにちは、さくまうたたね治療院です。
前回は東洋医学の基本「気・血・水」についてご紹介しました。今日はその中から、私たちの生活にとても身近な 「気」 について掘り下げてみましょう。


「気」は目に見えないエネルギー

東洋医学では、体を動かす原動力を 「気」 と呼びます。
元気、気力、気持ち、気分……私たちの日常会話にも「気」はよく登場しますよね。

  • 体を動かすエネルギー

  • 内臓を働かせる力

  • 外からの邪気(ウイルスや冷えなど)を防ぐバリア

こうした役割を担っているのが「気」なのです。


「気」が不足するとどうなる?

「気」が足りなくなる状態を 気虚(ききょ) と言います。

  • 疲れやすい

  • 息切れしやすい

  • 食欲がない

  • 風邪をひきやすい

  • 声に力がない

などが代表的なサインです。
「なんだかやる気が出ない」「休んでも疲れが取れない」という方は、気が不足しているのかもしれません。


「気」を補う生活習慣 🌿

  1. 食事で補う

    • お米やいも類などの炭水化物

    • 鶏肉、豆類

    • 気を養う定番は「山芋」「はちみつ」

  2. 呼吸を整える
    ゆっくり深呼吸することで「気」を取り入れることができます。

  3. 過労を避ける
    気を消耗しすぎると回復に時間がかかります。休息も大切。

  4. ツボ刺激

    • 中脘(ちゅうかん)…みぞおちとおへその真ん中

    • 足三里(あしさんり)…膝の下、すねの外側
      → 胃腸を整え、体のエネルギーを養うツボです。


まとめ

「気」はまさに “元気の源”
バランスよく食べ、深呼吸をし、しっかり休むことで自然と「気」は養われます。

さくまうたたね治療院