〜鍼灸・東洋医学の世界へようこそ〜
こんにちは、さくまうたたね治療院です。
これから皆さまに「東洋医学」や「鍼灸」の魅力を少しずつお伝えしていこうと思います。日々の体調管理や不調改善のヒントとして、また健康観を広げるきっかけになれば幸いです。
東洋医学とは何か?
東洋医学は、中国を中心に何千年もかけて築かれてきた医学体系です。
「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という生命活動の基本的な要素や、「陰陽(いんよう)」「五行(ごぎょう)」といった自然の摂理をもとに、人の体や心の状態を理解していきます。
特徴的なのは、西洋医学のように「病気の部分だけ」を診るのではなく、 からだ全体のバランスを重視する こと。
同じ“頭痛”でも、人によって原因や背景が異なるため、東洋医学ではその人の体質や生活習慣まで含めて総合的に見立てていきます。
鍼灸とは?
鍼灸(しんきゅう)は、東洋医学の治療法のひとつです。
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鍼(はり) …細い鍼で経穴(ツボ)を刺激することで、気血の流れを整える
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灸(きゅう) …もぐさを使って体を温め、冷えや巡りの滞りを改善する
鍼やお灸は「痛そう」「熱そう」というイメージを持たれる方もいますが、実際にはとてもやさしい刺激で体を整えていく方法です。施術を受けている間に眠くなってしまう方も多いほど、リラックス効果が高いのです。
西洋医学との違いと補い合い
西洋医学は検査や手術、薬による「病気そのものへの対処」が得意です。
一方で東洋医学は、「病気になる前の不調=未病(みびょう)」を整え、自然治癒力を高めることが得意です。
両者はどちらか一方ではなく、補い合う存在。
慢性的な不調や、検査では異常が出ない不快な症状にこそ、東洋医学の知恵が役立ちます。
予定している構成(目次イメージ)
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東洋医学の基本(気・血・水、陰陽、五行)
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鍼灸の基礎知識(ツボ、経絡、鍼と灸の働き)
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体質チェックとタイプ別不調
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症状別アプローチ(頭痛・肩こり・冷え・婦人科系トラブルなど)
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季節の養生とセルフケア法
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養生のための食事・運動・心の整え方
毎日の生活に役立つよう、実践的なセルフケアやツボの紹介も盛り込んでいきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
🌿 まとめ
今日は、東洋医学や鍼灸の全体像を知る「序章」でした。
次回からは、東洋医学を理解するうえで欠かせない「気・血・水」について、解説していきます。
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。