疲れやすくて太りやすい女性”の体質とは?

「“疲れやすくて太りやすい女性”の体質とは?〜東洋医学で見る代謝の低下〜」

こんにちは。
さくまうたたね治療院です。

「昔はもう少し食べても太らなかったのに…」
「運動してもなかなか痩せない」
「疲れやすくて動く気にもなれない」

このような悩みを持つ女性が年齢問わず増えています。
東洋医学では、“代謝の低下”=身体の巡りやエネルギー生成の乱れととらえます。
今回は、疲れやすくて太りやすい女性の体質をタイプ別に解説しながら、改善のヒントをお伝えします。


🌿 東洋医学から見る「代謝の低下」とは?

西洋医学で言う「基礎代謝」は、東洋医学では
「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(体液)」の巡りと、それを生み出す臓腑の働きに関係しています。

とくに重要なのが、**脾(ひ)・腎(じん)・肝(かん)**です。


🧭 タイプ別:代謝が落ちて疲れやすく太る女性の特徴

①「脾虚(ひきょ)」タイプ

→ 消化・吸収がうまくいかず、エネルギーを作り出せない

  • 食後に眠くなる

  • お腹が張りやすい・下痢や便秘を繰り返す

  • 甘いものがやめられない

  • 手足がだるい・浮腫みやすい

📌原因:脾(消化器系)が弱ると、“気”が生まれず代謝が落ちます。
さらに余分な水分(湿)がたまることで太りやすくなります。

対策

  • 冷たい物・生もの・甘い物を控える

  • 温かいスープやお粥で胃腸を整える

  • ツボ:足三里(あしさんり)、中脘(ちゅうかん)


②「腎虚(じんきょ)」タイプ

→ 生命力やホルモンの源が弱っている状態

  • 疲れやすく、回復に時間がかかる

  • 冷え・むくみ・足腰のだるさ

  • 白髪や抜け毛が気になる

  • 夜中にトイレに起きる

📌原因:腎は“成長・老化・ホルモン”の源。腎のエネルギーが不足すると、
体全体の基礎代謝が落ちて、痩せにくくなります。

対策

  • 黒ごま、くるみ、山芋、海藻などで腎を補う

  • 睡眠・休息の質を高める(23時前に寝る)

  • ツボ:太渓(たいけい)、腎兪(じんゆ)


③「肝鬱気滞(かんうつきたい)」タイプ

→ ストレスによる気の巡りの停滞

  • ストレス食い、食欲に波がある

  • 生理前後に気分が不安定・過食になる

  • 胃が張って食べ物がうまく入らないことも

  • 肩こりや頭痛もセットで感じることが多い

📌原因:ストレスにより“気”の巡りが停滞すると、代謝・排泄が滞りやすくなります。
気が巡らなければ、血も水も巡らず、体が重くなるという悪循環に。

対策

  • 軽い運動や深呼吸で気を流す

  • ミントティーや柑橘類で気分転換

  • ツボ:太衝(たいしょう)、内関(ないかん)


💡 どのタイプにも共通するセルフケア習慣

  • 夜更かし・不規則な食事は代謝の敵!

  • 朝は白湯を飲んで、体内の巡りを目覚めさせましょう

  • 冷え対策(腹巻・湯船・温灸)も基本です


🏥 当院のアプローチ

さくまうたたね治療院では、東洋医学の診断法を用いて、あなたの体質に合わせた施術を行います。

  • 鍼灸で五臓六腑のバランスを調整し、代謝アップ

  • 整体で内臓疲労や自律神経の乱れを改善

  • 生活アドバイスで体質から変えていくサポートも


✅ まとめ

  • 疲れやすく太りやすい原因は、「気・血・水」と臓腑の乱れにあり

  • 脾虚・腎虚・肝鬱など、タイプ別にアプローチすることが大切

  • 代謝を高めるには、体の内側から整えることが近道!

さくまうたたね治療院