「“女性の抜け毛・白髪”と東洋医学 〜髪は“腎”のあらわれ〜」

「“女性の抜け毛・白髪”と東洋医学 〜髪は“腎”のあらわれ〜」

こんにちは。
さくまうたたね治療院です。

年齢にかかわらず、女性にとってショックなのが「髪の変化」。

「シャンプーのたびに髪が抜ける…」
「最近、白髪が増えてきた」
「髪にハリやコシがない」

そんな髪のトラブル、実は東洋医学では“腎”の弱りのサインとされています。
今日は、髪と東洋医学の関係についてお話しします。


🌿 髪は「腎」の状態を映す

東洋医学では、「髪は血の余り」であり、“腎の精”のあらわれともいわれます。
つまり、腎がしっかり働き、血が充実していると、美しく豊かな髪が保たれるということ。

逆に、腎や血が弱ると──

  • 抜け毛

  • 白髪

  • 髪が細くなる

  • つやがなくなる

などのトラブルが起こりやすくなります。


🧠 「腎」が弱る原因とは?

東洋医学でいう「腎」は、成長・老化・生殖・骨・脳・耳・髪などに関係する大切な臓腑。

とくに次のような要因で弱りやすくなります。

・加齢(特に35歳以降の女性)

腎の力は年齢とともに自然に減っていきます。

・過労・睡眠不足

腎精を消耗してしまい、髪の栄養も不足しやすくなります。

・出産・授乳後

妊娠・出産・授乳による血や腎精の消耗が抜け毛につながることも。

・慢性的なストレス

肝との関係で血の巡りが悪くなり、髪まで届きにくくなります。


💡 東洋医学的セルフケア

腎と血を補い、髪に元気を取り戻すためには、以下のケアが効果的です。


🥗 食事で腎を養う

  • 黒ごま・黒豆・ひじき・海藻類 → 腎を補う“黒い食材”

  • レバー・にんじん・ほうれん草 → 血を補う食材

  • ナッツ類・くるみ → 髪に潤いと栄養を与える

※冷たい物、生もの、甘い物の摂りすぎには注意


🧘‍♀️ 生活習慣の見直し

  • 睡眠は23時までにとる(腎が養われやすい時間帯)

  • 長時間のスマホやPC作業での目の酷使を避ける(肝血の消耗を防ぐ)

  • ゆっくり深呼吸、入浴で巡りを良くする


🎯 ツボ刺激

  • 湧泉(ゆうせん):腎を活性化。足裏の中央にあるツボ。

  • 腎兪(じんゆ):腰の高さの背中側。腎のエネルギーを補う。

  • 百会(ひゃくえ):頭頂のツボ。血行促進・リラックスにも効果あり。

やさしく温めたり、指圧したりしてみてください。


🏥 当院でのケア

さくまうたたね治療院では、抜け毛や白髪といった“髪の悩み”に対しても、
東洋医学の考えをベースにした体質改善のアプローチを行っています。

  • 鍼灸で腎・肝・血のバランスを整える

  • 自律神経やホルモンバランスも同時にケア

  • 美容鍼+鉱石クリームで頭皮の血行・代謝を促進

  • ラジオ波と整体での内臓調整

髪のトラブルは、単なる外見の問題ではなく、内臓や体のバランスの乱れのサインかもしれません。


✅ まとめ

  • 抜け毛・白髪は“腎”の弱りや血の不足が関係

  • 食事・睡眠・ストレスケアが土台

  • 鍼灸やツボ刺激で内側から美髪づくり

さくまうたたね治療院