「“生理周期が乱れがち”な女性の体質とセルフケア法」

「“生理周期が乱れがち”な女性の体質とセルフケア法」

こんにちは。
さくまうたたね治療院です。

「生理が早く来たり、遅れたりする」
「毎月のリズムが安定しない」
「生理の量や日数がバラバラ」

そんなふうに、生理周期が乱れやすいと心も体も不安定になりがちですね。
今回は、生理周期の乱れが起きやすい体質と、東洋医学的セルフケア法についてお話しします。


🌙 なぜ生理周期が乱れるの?

東洋医学では、生理は「血(けつ)」の働きによって成り立っており、
その血の巡りや生成には、**肝・脾・腎(かん・ひ・じん)**という3つの臓腑が深く関わっています。

生理不順はこれらのバランスが崩れているサインかもしれません。


🔍 体質別・生理不順のタイプと特徴

① 肝気鬱(かんきうつ)タイプ

特徴:

  • 生理周期がバラバラ

  • 生理前にイライラ・胸の張り

  • 頭痛や便秘を伴うことも

  • ストレスを感じやすい

👉 ストレスによって「気」の巡りが滞ることで、血の流れにも影響が出ます。


② 脾虚(ひきょ)タイプ

特徴:

  • 生理が遅れる、月経量が少ない

  • 食欲不振・疲れやすい

  • むくみやすい・下痢しやすい

👉 消化吸収を担う「脾」の力が弱いと、血の材料が作れず、生理も不安定になります。


③ 腎虚(じんきょ)タイプ

特徴:

  • 生理周期が長くなる or 不定期

  • 下半身の冷え・腰痛

  • 息切れ・抜け毛・白髪など

👉 「腎」は生命力やホルモンの源。年齢や疲労の蓄積によって機能が低下し、生理周期に影響が出やすくなります。


🌸 東洋医学的セルフケア法

● 食事編

  • 肝をいたわる食材:しそ、三つ葉、セロリ、春菊、あさり

  • 脾を補う食材:さつまいも、かぼちゃ、豆類、雑穀米

  • 腎を養う食材:黒ごま、山芋、黒豆、くるみ、なつめ

温かく調理し、よく噛んで食べることも大切です。


● ツボケア

  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上。生理・ホルモン調整の代表ツボ。

  • 関元(かんげん):おへそから指4本分下。子宮をあたため、血を補う。

  • 太衝(たいしょう):足の甲。気の巡りを良くし、ストレス対策に。

毎晩、お風呂上がりにやさしく温めたり、指で3〜5秒ずつ押してみましょう。


● 生活習慣

  • 規則正しい生活:寝不足や過労は自律神経を乱し、ホルモンにも影響します。

  • ストレスを溜めない工夫:深呼吸・趣味・散歩などでリラックス時間を。

  • 冷え対策:下腹部と足元は特に冷やさないように心がけましょう。


🏥 当院のケア

さくまうたたね治療院では、生理不順・PMS・更年期症状など、女性特有の不調に対して東洋医学的な体質診断を行い、
鍼灸・整体・食事指導を通して根本から整えていきます。

「なんとなく不調…」を当たり前にせず、心と体を整えるお手伝いをしています。


✅ まとめ

  • 生理不順の背景には、肝・脾・腎のバランスの崩れがある

  • 自分の体質を知り、日々の生活やツボ・食事で整えることが大切

  • 根本的な体のケアが、生理リズムの安定につながります

さくまうたたね治療院