「“疲れやすくて太りやすい女性”の体質とは?〜東洋医学で見る代謝の低下〜」
こんにちは。
さくまうたたね治療院です。
「なんだか最近、疲れやすい」
「食べる量は変わらないのに太ってきた…」
「運動してもあまり痩せない」
このようなお悩み、当院でもよくお聞きします。
実はそれ、“年齢のせい”だけではありません。
東洋医学では、「疲れやすさ」と「太りやすさ」は内臓やエネルギーの巡りの低下によって起こると考えられています。
🌿 東洋医学で見る「代謝が落ちる」原因とは?
東洋医学でいう「代謝の低下」は、単にカロリーの消費量ではなく、
“気(エネルギー)や水の巡り”が停滞している状態です。
主な原因は以下の3つです。
① 脾(ひ)の弱り:消化吸収力の低下
東洋医学では、「脾」は胃腸の働きと関係し、
“食べたものをエネルギー(気)に変える”役割を担います。
脾が弱ると…
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食べてすぐ眠くなる
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体が重だるい
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水分代謝も落ちてむくみやすくなる
② 腎(じん)の虚弱:代謝と成長の源が不足
「腎」は成長・老化・生命力に関係する臓で、
年齢とともに自然と弱まりやすく、代謝の衰えに関係します。
腎が弱ると…
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疲れやすい
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下半身が冷える
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筋力が落ち、痩せにくくなる
③ 気虚・陽虚体質:全体のエネルギー不足・冷え体質
“気”が足りないとエネルギーが巡らず、
“陽”が不足すると体が冷えて消化も代謝も落ちます。
特徴的な症状:
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朝がつらい、いつも眠い
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冷えやすく、むくみやすい
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運動しても体が温まらない
🔍 自分の体質をチェックしてみよう
☑ 食後すぐ眠くなる
☑ 朝スッキリ起きられない
☑ 便がゆるい・下痢しやすい
☑ 手足が冷えている
☑ 生理が遅れがち、量が少ない
当てはまる項目が多い方は、「脾虚」や「腎虚」が原因で、代謝が落ちている可能性があります。
🌸 東洋医学的なケア方法
① 食事:脾を整える食材を中心に
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温かいスープやおかゆで胃腸をサポート
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冷たい飲み物・生野菜は控えめに
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山芋・かぼちゃ・黒ごま・玄米などを意識して摂取
② 睡眠と休養:腎を養う時間をしっかり
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夜は23時までに就寝
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湯船にゆっくり浸かる
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目・耳・腰を休める(腎と関係する部位)
③ ツボ押し&お灸:体の中から代謝アップ
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足三里(あしさんり):胃腸の強化
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三陰交(さんいんこう):ホルモンバランス調整
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命門(めいもん):腎をあたため、代謝促進
※自宅でお灸を使うのもおすすめです!
🏥 当院でのアプローチ
当院では、東洋医学の視点からお一人おひとりの体質を見極め、
鍼灸・整体・温熱療法などで内側から巡りを整え、代謝力を底上げしていきます。
「なんとなくの不調」が改善され、
体も気持ちも前向きになる方がたくさんいらっしゃいます。
✨ まとめ
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疲れやすく太りやすいのは、「代謝の力」が落ちているサイン
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東洋医学では「脾」「腎」「気・陽」の低下が原因とされる
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食事・睡眠・ツボケアで内臓から元気を取り戻そう!
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。