「“女性の疲れやすさ”はなぜ起きる?東洋医学で読み解く原因と対策」
こんにちは。
さくまうたたね治療院です。
「寝ても疲れが取れない…」
「常にだるくて、やる気が出ない」
「年齢とともに体がしんどくなった」
このような“疲れやすさ”を感じていませんか?
西洋医学では「鉄分不足」「甲状腺機能低下」「うつ」などが原因に挙げられますが、東洋医学ではさらに深く体質や内臓のバランスの崩れを読み解いていきます。
今回は、東洋医学から見た“女性の疲れやすさ”の正体とその対策法について解説します。
🌿 東洋医学で見る「疲れやすさ」の3大原因
① 気虚(ききょ):エネルギー不足タイプ
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朝からだるい、元気が出ない
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少し動いただけで疲れる
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声が小さい、食後に眠くなる
→ 原因:体を動かす「気」が不足している状態。主に胃腸の弱りや、過労・栄養不足で起こります。
→ 対策:
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消化に良い温かい食事をしっかり摂る
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夜更かしや無理をせず、疲れたら休む
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「脾(ひ)」=消化吸収の臓器をいたわる生活を
→ おすすめの食材:かぼちゃ、じゃがいも、にんじん、鶏肉、はちみつ
→ おすすめのツボ:中脘(ちゅうかん)、足三里(あしさんり)
② 血虚(けっきょ):栄養不足タイプ
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めまい・立ちくらみ
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顔色が青白い、唇の色が薄い
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髪や爪が弱くなっている
→ 原因:「血」が不足して体を栄養・潤いできない状態。月経による血の消耗や偏った食事、睡眠不足が関係します。
→ 対策:
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鉄分・たんぱく質・ビタミン類を意識した食事
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生理のたびにしっかりと養生する
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スマホ・パソコンの長時間使用は控える(“血”を消耗します)
→ おすすめの食材:レバー、黒ごま、ほうれん草、なつめ、卵
→ おすすめのツボ:三陰交(さんいんこう)、血海(けっかい)
③ 腎虚(じんきょ):加齢・慢性疲労タイプ
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全身が重だるい
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足腰が弱い、耳鳴りがある
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やる気が出ず、朝がつらい
→ 原因:「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫。年齢とともに弱りやすく、特に産後・多忙・ストレスで消耗されます。
→ 対策:
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睡眠をしっかりとる(腎のゴールデンタイム=23時〜3時)
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無理せず、エネルギーを温存する生活を
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黒い食材で腎を補う
→ おすすめの食材:黒豆、黒きくらげ、山芋、くるみ
→ おすすめのツボ:太渓(たいけい)、腎兪(じんゆ)
☑️ こんな生活習慣もチェック
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朝食を抜かない:気と血をつくる材料が足りなくなります
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冷たい飲食を控える:胃腸の機能を低下させ、気血がつくられにくくなります
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体を温める入浴習慣:めぐりを良くし、疲労物質の排出を促します
🏥 当院でできること
当院では、東洋医学の視点から体質を見極め、
**「疲れの根本原因」**に合わせた鍼灸や整体、セルフケアのアドバイスを行っています。
「体が軽くなった」
「朝から動けるようになった」
そんな声をいただくことも多いです。
🔚 まとめ
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「疲れやすさ」は体の声、無視せずケアを
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東洋医学では「気・血・腎」の状態から原因を探る
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食事・睡眠・ツボ・心のケアで、内側から改善可能!
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。