慢性的なだるさ・疲れやすさの正体とは?

慢性的なだるさ・疲れやすさの正体とは?

〜休んでも取れない疲れは、“内側のサイン”かも〜

こんにちは。
さくまうたたね治療院です。

「しっかり寝ているのに朝から疲れている」
「動いていないのに常に体が重い」
「年中だるくてやる気が出ない」

そんな慢性的なだるさ・疲れやすさを感じていませんか?

東洋医学では、これらの不調は単なる“疲労”ではなく、体のエネルギー不足やバランスの乱れによるサインと考えます。


🌀「だるさ」は体からのSOSサイン

だるさは、単に「疲れているから」ではなく、以下のような原因で起こります。

  • 自律神経の乱れ

  • 睡眠の質の低下

  • 食事・栄養バランスの崩れ

  • ホルモンバランスの乱れ(特に女性は月経周期に左右されやすい)

  • エネルギーを生み出す“気”や“血”の不足

  • ストレスや感情の抑圧

そのため、単に休むだけでは回復しにくいのがこの「慢性的なだるさ」の特徴です。


🌿 東洋医学ではこう捉えます

【気虚(ききょ)タイプ】

▶︎ 体を動かすエネルギーが足りていない状態
特徴:疲れやすい・息切れ・やる気が出ない・声が小さくなる
対策:穏やかに過ごし、睡眠と栄養を大切に
おすすめ食材:山芋、鶏肉、大豆製品、かぼちゃ、はちみつ
ツボ:中脘(ちゅうかん)、足三里(あしさんり)


【血虚(けっきょ)タイプ】

▶︎ 血が不足して、栄養や潤いが体に行き渡らない
特徴:めまい、動悸、不眠、顔色が悪い、髪や爪が弱い
対策:血を養う食事と、ゆったりしたリズムの生活を
おすすめ食材:レバー、黒ごま、ほうれん草、なつめ
ツボ:三陰交(さんいんこう)、血海(けっかい)


【気滞(きたい)タイプ】

▶︎ ストレスなどで“気”がスムーズに流れない状態
特徴:イライラ、ため息が多い、胸やお腹の張り
対策:ストレス発散、リズムある運動、深呼吸を
おすすめ食材:柑橘類、ジャスミン茶、しそ、ミント
ツボ:太衝(たいしょう)、合谷(ごうこく)


💡 セルフケアのすすめ

  1. 朝の白湯習慣
     → 胃腸を温め、気血の巡りを促進

  2. 呼吸を意識したストレッチ
     → 浅い呼吸は“だるさ”を悪化させます。深呼吸で気を巡らせましょう。

  3. ゆるやかな運動習慣
     → ウォーキングやヨガは、気の巡りと血流を改善します。

  4. 湯船にしっかり浸かる
     → 自律神経が整い、疲れが取れやすくなります。


💆‍♀️ 当院のサポート

さくまうたたね治療院では、「気」「血」「水」のバランスを整え、体の内側から不調を改善するサポートを行っています。

  • 脈やお腹の状態から原因を見極める東洋医学的診断

  • 鍼灸・指圧・温熱療法で体をやさしく整える

  • 自宅でできるセルフケア・食事アドバイスもお伝えしています

「疲れが当たり前になっている」そんな方にこそ、身体の声を聴いてあげてほしいと思っています。


📝 今日のまとめ

  • 慢性的なだるさは、体の“エネルギー不足”や“巡りの悪さ”のサイン

  • 東洋医学では、気虚・血虚・気滞など体質ごとにアプローチ

  • 日々の食事・生活・セルフケアが改善のカギ

  • 不調の根本から整えたい方は、東洋医学的なケアがおすすめ

さくまうたたね治療院