緊張型頭痛を改善するストレッチとツボ

緊張型頭痛を改善するストレッチとツボ

こんにちは、さくまうたたね治療院です!
前回は「頭痛を予防する日常習慣」についてお話ししました。
本日は、デスクワークやスマホの長時間使用で増えている「緊張型頭痛」を改善するためのストレッチとツボをご紹介します!

頭が締めつけられるように痛い…
肩こりと一緒に頭痛が出る…

このような症状がある方は、ぜひ試してみてください!


1. 緊張型頭痛とは?

✅ 症状の特徴

  • 頭全体が締めつけられるような痛み
  • 首・肩こりと一緒に発生しやすい
  • 長時間のデスクワーク・スマホで悪化
  • ストレスが溜まると痛みが出やすい

✅ 原因

  • 長時間の同じ姿勢(猫背・ストレートネック)
  • 血行不良(筋肉が固まり、酸素不足になる)
  • ストレス(自律神経の乱れで筋肉が緊張)

これらが原因で、首・肩の筋肉が硬くなり、血流が悪くなることで頭痛が発生します。


2. 緊張型頭痛を和らげるストレッチ

① 首の前側を伸ばすストレッチ(ストレートネック対策)

💡 デスクワーク・スマホで前傾姿勢が多い方におすすめ!

  1. 背筋を伸ばし、正面を向く
  2. ゆっくり顎を上げ、天井を見る(首の前側が伸びる)
  3. そのまま10秒キープ(深呼吸しながら)
  4. ゆっくり元の位置に戻す
    👉 3回繰り返す

ポイント
・無理に反らしすぎず、心地よい範囲で伸ばす


② 肩甲骨ほぐしストレッチ(肩こり解消)

💡 肩甲骨の動きをよくすることで、血流を改善!

  1. 両肩に手をのせ、肘を大きく回す(前回し×5回、後ろ回し×5回)
  2. 両腕を後ろに回し、肩甲骨を寄せながら胸を開く
  3. そのまま10秒キープ

ポイント
・呼吸を止めずにゆっくり行う
・デスクワークの合間にこまめに行う


③ 首の横を伸ばすストレッチ(首こり解消)

💡 首がガチガチに硬くなっている人に◎

  1. 背筋を伸ばして座る(または立つ)
  2. 右手を頭の左側に置き、ゆっくり右に倒す(首の左側を伸ばす)
  3. そのまま10秒キープ
  4. 反対側も同じように行う
    👉 左右3回ずつ

ポイント
・肩が上がらないようにリラックスする
・痛みが出ない範囲でゆっくり伸ばす


3. 緊張型頭痛に効くツボ

① 風池(ふうち)— 首のコリをほぐすツボ

📍 場所:後頭部のくぼみの両側(髪の生え際あたり)

押し方

  1. 両手の親指を風池に当てる
  2. ゆっくり5秒押して、5秒離す(×3回)

効果
・首の血流を改善
・眼精疲労や肩こりにも◎


② 合谷(ごうこく)— 頭痛全般に効くツボ

📍 場所:手の甲の親指と人差し指の間

押し方

  1. 反対の手の親指でゆっくり押す
  2. 5秒間押して、5秒間離す(×3回)

効果
・全身の緊張をほぐす
・ストレス性の頭痛にも◎


③ 太陽(たいよう)— こめかみの痛みを和らげるツボ

📍 場所:こめかみの少し後ろ、へこんだ部分

押し方

  1. 中指でやさしく押しながら円を描くようにマッサージ
  2. 10秒ほどゆっくり行う

効果
・こめかみの血流を促す
・目の疲れによる頭痛に◎


4. まとめ:緊張型頭痛を解消するために今日からできること

首・肩のストレッチを習慣にする
ツボ押しで血流を改善する
長時間同じ姿勢を続けない(デスクワーク・スマホ)
ストレスを溜めないようにリラックス時間を作る

これらを意識することで、緊張型頭痛が起こりにくい体をつくることができます!

さくまうたたね治療院