「血(けつ)」って何?〜女性の体を支える大切な栄養〜

「血(けつ)」って何?〜女性の体を支える大切な栄養〜

こんにちは、さくまうたたね治療院です。
前回は「気(き)」についてご紹介しました。今日は、女性にとって特に大切な 「血(けつ)」 についてお話しします。


「血」とは?

東洋医学でいう「血」は、単に血液のことだけではありません。

  • 体に栄養と潤いを届けるもの

  • 心を落ち着かせ、感情を安定させるもの

  • 髪や肌の美しさを支えるもの

つまり「血」は、体と心の両方に栄養を与えてくれる存在なのです。


「血」が不足するとどうなる?(血虚 けっきょ)

女性は月経や出産によって「血」を消耗しやすいため、不足しがちです。

サインとしては…

  • 顔色が青白い、またはツヤがない

  • 立ちくらみ、めまい

  • 爪が割れやすい、髪が抜けやすい

  • 不眠や夢をよく見る

  • 生理の量が少ない

などが代表的です。


「血」を養う生活習慣 🌿

  1. 食事から補う

    • レバー、赤身の肉、マグロやカツオなどの赤い魚

    • 黒ごま、黒豆、なつめ、ほうれん草
      → 「赤いもの」「黒いもの」が“血”を補う食材と覚えておくと便利です。

  2. 睡眠で血をつくる
    東洋医学では「血」は夜につくられると考えます。23時までに寝るのがおすすめ。

  3. ストレスをためない
    ストレスで「血」の巡りが悪くなることも。気分転換や深呼吸が大切です。

  4. ツボ刺激

    • 三陰交(さんいんこう)…内くるぶしから指4本分上、骨の後ろ

    • 血海(けっかい)…膝のお皿の内側から指3本分上
      → 女性の血を養い、生理トラブルのケアに欠かせないツボです。


まとめ

「血」は女性の美しさと心の安定を支える大切なエネルギー。
食事・睡眠・ストレスケアで「血」を養うことが、元気とキレイの近道です。

さくまうたたね治療院