「血(けつ)」って何?〜女性の体を支える大切な栄養〜
こんにちは、さくまうたたね治療院です。
前回は「気(き)」についてご紹介しました。今日は、女性にとって特に大切な 「血(けつ)」 についてお話しします。
「血」とは?
東洋医学でいう「血」は、単に血液のことだけではありません。
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体に栄養と潤いを届けるもの
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心を落ち着かせ、感情を安定させるもの
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髪や肌の美しさを支えるもの
つまり「血」は、体と心の両方に栄養を与えてくれる存在なのです。
「血」が不足するとどうなる?(血虚 けっきょ)
女性は月経や出産によって「血」を消耗しやすいため、不足しがちです。
サインとしては…
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顔色が青白い、またはツヤがない
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立ちくらみ、めまい
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爪が割れやすい、髪が抜けやすい
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不眠や夢をよく見る
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生理の量が少ない
などが代表的です。
「血」を養う生活習慣 🌿
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食事から補う
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レバー、赤身の肉、マグロやカツオなどの赤い魚
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黒ごま、黒豆、なつめ、ほうれん草
→ 「赤いもの」「黒いもの」が“血”を補う食材と覚えておくと便利です。
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睡眠で血をつくる
東洋医学では「血」は夜につくられると考えます。23時までに寝るのがおすすめ。 -
ストレスをためない
ストレスで「血」の巡りが悪くなることも。気分転換や深呼吸が大切です。 -
ツボ刺激
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三陰交(さんいんこう)…内くるぶしから指4本分上、骨の後ろ
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血海(けっかい)…膝のお皿の内側から指3本分上
→ 女性の血を養い、生理トラブルのケアに欠かせないツボです。
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まとめ
「血」は女性の美しさと心の安定を支える大切なエネルギー。
食事・睡眠・ストレスケアで「血」を養うことが、元気とキレイの近道です。
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。