“巡りの悪さ”がもたらす女性の不調とは?

“巡りの悪さ”がもたらす女性の不調とは?
〜体の「流れ」を整える東洋医学的アプローチ〜

こんにちは。
さくまうたたね治療院です。

「なんとなく重だるい」
「いつも手足が冷たい」
「生理前になると気分が沈む」
そんな不調、ありませんか?

その原因、もしかしたら**“巡りの悪さ”**かもしれません。

東洋医学では、私たちの体には「気(エネルギー)」「血(けつ・血液)」「水(体液)」という3つの要素があり、それらがスムーズに流れることで健康が保たれると考えられています。

今回は、女性に多い“巡りの悪さ”が体に与える影響と、その改善法についてお伝えします。


🔄 巡りが悪いと、なぜ不調が起きるの?

「巡り」とは、身体の中を流れる“気・血・水”の流れのこと。
この巡りが滞ると、次のような不調が起こりやすくなります。

❌ 巡りが悪いと起こる不調の例:

  • 冷え(末端冷え性、下半身だけ冷えるなど)

  • むくみ(夕方になると脚がパンパン)

  • 生理痛・生理不順

  • 肩こり・頭痛

  • 肌荒れ・くすみ

  • 便秘や下痢

  • だるさ・疲れやすさ

  • 気分の落ち込み・イライラ

つまり、「巡りの悪さ」は、女性のあらゆる不調のもとにもなっているのです。


🧭 東洋医学で見る“巡りが悪くなる”主な原因

  1. 冷え(陽気不足)
     → 身体を温める力が足りないことで、流れが止まる。

  2. ストレス(気滞)
     → 心の緊張が気の流れを滞らせ、全身のバランスが崩れる。

  3. 血の不足(血虚)
     → 血が足りないと全身に栄養が行き渡らず、巡らない。

  4. 水の滞り(水滞・湿)
     → 余分な水分がうまく排出できず、むくみ・重だるさに。


🌿 タイプ別・巡りを整えるセルフケア

【冷えタイプ】

▶︎ 手足が冷たく、顔色が白い、寒がり

対策:温活

  • 毎日湯船に15分以上浸かる

  • 白湯を飲む習慣

  • 首・お腹・足首を冷やさない

  • 生姜・にんにく・ねぎなどを活用した食事

おすすめツボ:三陰交、関元、湧泉


【ストレスタイプ】

▶︎ 肩こり、胸やお腹の張り、ため息が多い

対策:リラックス習慣

  • 深呼吸やストレッチ

  • ハーブティー(カモミール・ジャスミンなど)

  • スマホやPCの使用を減らす時間をつくる

おすすめツボ:太衝、内関、合谷


【血不足タイプ】

▶︎ 疲れやすい、立ちくらみ、髪や肌が乾燥ぎみ

対策:栄養と休養

  • 夜更かしを避けてしっかり眠る

  • 血を補う食材(レバー、小松菜、黒豆、なつめ)を意識的にとる

おすすめツボ:血海、三陰交


🛏️ “流れ”を整える日常のポイント

  • 朝起きたら白湯を飲む:内臓を温め、巡りをスタート

  • 軽い運動:ウォーキングやストレッチで血流UP

  • 感情を溜め込まない:話す・書く・泣くも立派なケア

  • 湯船+ツボ押し:心身ともにリセットできる時間をつくる


🧑‍⚕️ 当院のアプローチ

さくまうたたね治療院では、「巡りの悪さ」が原因となる女性特有の不調に対して

  • 鍼灸による気血水の調整

  • 骨盤や姿勢のバランス調整

  • 生活習慣のアドバイス

を組み合わせて、体質そのものの改善をサポートしています。


📝 今日のまとめ

  • 「巡りの悪さ」は、冷え・むくみ・生理痛など多くの不調の根本原因

  • 東洋医学では“気・血・水”の流れを整えることが重要

  • タイプに合わせたケアを行うことで体質改善が期待できる

  • 日々の習慣で体の流れをサポートしよう

さくまうたたね治療院