自律神経の乱れが女性に与える影響

自律神経の乱れが女性に与える影響
〜「なんとなく不調」の正体を見つけるヒント〜

こんにちは、さくまうたたね治療院です。
「病院では異常なし」と言われても、なんだかつらい…。
そんな女性の多くが抱える「なんとなく不調」の正体、それは自律神経の乱れかもしれません。

今日は東洋医学と現代医学の視点から、自律神経の乱れが女性に与える影響と、その整え方についてお伝えします。


🌿 1. 自律神経ってなに?

自律神経とは、体を自動でコントロールしてくれている神経
2つの神経がバランスを取り合っています:

  • 交感神経:活動・緊張・ストレスに関わる
  • 🌙 副交感神経:休息・回復・リラックスに関わる

この2つのバランスが崩れると、心も体も調子を崩しやすくなります。


💭 2. 女性に多い「自律神経の乱れ」の症状

自律神経の乱れによって現れやすい不調は以下の通りです:

  • 朝が起きられない・寝つきが悪い
  • 胃がムカムカする・食欲がわかない
  • 生理が不規則・PMSが悪化する
  • 肩こり・頭痛・動悸が増える
  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 手足の冷え・めまい・耳鳴りがする
  • 常に疲れているのに眠れない

👩‍⚕️ 特に女性はホルモンの変動と連動しやすいため、生理・妊娠・出産・更年期の時期に乱れが起こりやすいのです。


🧘‍♀️ 3. 東洋医学で見る「自律神経の乱れ」

東洋医学では、自律神経の乱れは主に次のように考えられます:

  • 気滞(きたい):気がうまく巡らない → イライラ・胸のつかえ
  • 気虚(ききょ):気が足りない → 倦怠感・眠気・やる気が出ない
  • 肝(かん)の不調:ストレスに弱くなる → PMS・情緒不安
  • 心(しん)の乱れ:不眠・動悸・不安感につながる

つまり、気・血の巡りを整えることが、根本的なケアになると考えられています。


🌼 4. 自律神経を整える生活習慣

🔸 朝の光を浴びる

体内時計がリセットされ、自律神経が切り替わりやすくなります。

🔸 深呼吸・ストレッチを習慣に

呼吸が浅くなると交感神経が優位になりがち。
5秒吸って10秒吐く「倍吐き呼吸」がおすすめです。

🔸 スマホは就寝1時間前まで

ブルーライトは交感神経を刺激して眠りを妨げます。

🔸 湯船につかる

38〜40℃で10〜15分の入浴が、副交感神経を高めてくれます。


🌿 5. 自律神経に効くツボ

✅【労宮(ろうきゅう)】

📍 手のひらの真ん中あたり
→ 緊張・ストレス・イライラを落ち着かせる

✅【神門(しんもん)】

📍 手首の小指側のくぼみ
→ 不安感・不眠におすすめ

✅【百会(ひゃくえ)】

📍 頭のてっぺん
→ 気持ちを落ち着け、頭の巡りを整える

🌙 寝る前に、ゆっくりと呼吸しながら3〜5秒押してみてください。


👐 6. さくまうたたね治療院でのケア

当院では、自律神経のバランスを整えるために…

  • 鍼灸で「肝・心・脾」のバランスを調整
  • クラニアル(頭蓋調整)や骨盤調整で全身のめぐりをサポート
  • ラジオ波や温熱療法で冷え・巡りを改善
  • 丁寧なカウンセリングで「自分の不調タイプ」を明確に

「なんとなく不調」を根本から整えたい方は、ぜひご相談くださいね。

さくまうたたね治療院