ツボって本当にあるの?

ツボを押すと効果ある?

腰痛にはこのツボとか、

頭痛にはこのツボ!

共通認識でツボってあると思っていますが、

皮膚にしるしもついていないし、

雑誌や本の〇〇にはこのツボを刺激しろなんて言うのを読んで、

〇〇のツボを押してみても効果がないときも有りますね。

はたしてツボはホントにあるのでしょうか?

 

東洋医学では、気の流れを経絡と呼び、反応のでるポイントをツボと言いますが、

人体を解剖しても、経絡やツボは存在しないのです。

ここから、実際には無いけれど、何らかの反応点だと考えられます。

 

そしてツボは健康な人には無い。

ツボは体に不具合のある時に出現します。

 

例えば、肩が凝ったときに肩こりのツボの反応が出る。

肩が凝っていない時は肩こりのツボの反応はない。

つまり肩こりのない人には肩こりのツボはない。

?と思ったでしょうがホントなのです。

 

ツボの場所もあいまいで、人によって違う。

ツボの本では、ココだと記している場所を押しても反応がなく、

はなれたりズレたりする。

 

東洋医学では決まったツボ以外に、

阿是穴と言うのがあります。
(「あ~ここ!」とか「あ~これ!」といった意味)

押してみて「そこっ!」といった場所はすべてツボになるのです。

 

大変おおらかでアバウトです。

さすが清濁をあわせのみこむおおらかな中国発祥の東洋医学!

東洋医学は経験医学なので実際に起きる現象を、陰陽虚実、木火土金水に

当てはめて進化してきました。今後も進化し続けるでしょう。

 

結論、ツボとは、目には見えないが、病気の時に現れる反応点で、

大まかなに場所は決まっているが、ひとによって違う場所に出ることもある。

効果のある秘密のスイッチ。です

 

 

 

 

さくまうたたね治療院