貧血・めまい・ふらつきに悩む女性へ

貧血・めまい・ふらつきに悩む女性へ
〜「なんとなく不調」は“血”と“気”のサイン〜

こんにちは、さくまうたたね治療院です。

「立ち上がるとクラッとする」
「朝がつらくて起き上がれない」
「検査で異常なし。でもなんだかずっと不調…」

こんな風に感じている方は、東洋医学でいうところの**“血虚(けっきょ)”や“気虚(ききょ)”**の状態かもしれません。

今回は、女性に多い“隠れ貧血”やめまい・ふらつきの原因と、そのケア法をわかりやすくご紹介します。


🌿 1. なぜ女性に多いの?「血虚」とは?

東洋医学では「血(けつ)」は、体のすみずみを潤す栄養であり、精神を安定させる力でもあります。

特に女性は月経によって定期的に“血”を失うため、血虚の体質になりやすいのです。


🩸 血虚によくある症状:

  • 立ちくらみ・めまい・ふらつき
  • 顔色が青白い、唇や爪の色が薄い
  • 疲れやすい・気力が出ない
  • 生理が遅れがち/量が少ない
  • 不安感・眠りが浅い・夢が多い

これらが当てはまる方は、「血を増やす・巡らせる生活」が必要です。


🔍 2. もしかして“隠れ貧血”かも?

病院の検査で「貧血ではない」と言われたけれど、調子が悪い…。
そんな場合は「フェリチン(貯蔵鉄)」が不足している隠れ貧血の可能性も。

血液中のヘモグロビン値だけでは分からない**“鉄のストック”不足**が、不調の原因になっていることも多いのです。


🥦 3. 血と気を補う食事で整える

✅ 血を補う食材(補血)

  • レバー(鶏・豚)
  • 赤身肉(牛・馬)
  • あさり、しじみ、かつお、まぐろ
  • ほうれん草、小松菜、黒豆、黒ごま
  • プルーン、なつめ、黒きくらげ

※吸収率を高めるために、ビタミンC(柑橘・ブロッコリー)を一緒に摂るのがおすすめ。


✅ 気を補う食材(補気)

  • 玄米、もち米、じゃがいも、山芋
  • 大豆製品(納豆・豆腐)
  • 鶏肉、卵、かぼちゃ、人参
  • はちみつ、きなこ、さつまいも

☀️ 4. 日常生活でできるセルフケア

🛁 お風呂で「巡り」をよくする

38~40度くらいのぬるめのお湯に15〜20分。
足湯やカイロで“お腹や腰を温める”のも◎


🧘‍♀️ やさしい運動で「気血」を巡らせる

  • 朝のラジオ体操や軽いストレッチ
  • 階段を使う・少し早歩きするだけでもOK
  • めまいが強いときは無理せず、横になることも大切です

😴 睡眠と休息をしっかりとる

夜更かしが続くと“血”が作られず、ますます不調に。
22時〜0時には眠れるよう、スマホは早めにオフにしておきましょう。


💆‍♀️ 5. 当院のアプローチ

さくまうたたね治療院では、女性に多い血虚・気虚に対して、以下のような施術を行っています:

  • 鍼灸による血流・自律神経の調整
  • クラニアル(頭蓋)ケアで自律神経と睡眠の質を向上
  • 骨盤・内臓の調整で下半身の巡りと子宮環境を整える
  • あなたに合った食事・生活習慣のアドバイスも丁寧に行います

📝 今日のまとめ

  • 「なんとなくふらつく」は血や気の不足サイン
  • 生理やストレスで失われた“血”は意識的に補うことが大事
  • 鍼灸や体質改善で、元気で軽やかな体を目指しましょう

さくまうたたね治療院