あなたは腰痛で、軽い気持ちで病院に行ました、診察が終わるとレントゲンを撮られレントゲンを見た医師に「ヘルニアですね。悪くなると手術です」と言われればかなりショックを受けるでしょう。
今はだいぶ違ってきていますが、一昔前はヘルニアの手術前に、「この手術でどんな結果になっても文句は言いません」と一筆書かされたようです。
あなたがヘルニアと診断されても大丈夫です。
あなたの痛みシビレはヘルニアからの痛みではないかもしれないから。
ヘルニアとは!
白い骨(椎体)の間に挟まれている透明な椎間板から、
飛び出した部分(赤いところ)が黄色い神経を圧迫して起こります。
痛みを感じる元になる神経を直接刺激しているため
激しい痛みシビレを感じます。
ヘルニアと診断されても大丈夫な理由1
ヘルニアの出た場所が神経にあたっていなければ大丈夫。
レントゲンでヘルニアがあってもヘルニアが神経を刺激しなければ症状だ出ません。医師の診断がヘルニアでも、あなたの腰は姿勢からくる腰痛かもしれません。
ヘルニアと診断されても大丈夫な理由2
ヘルニアは自然に治ってしまう場合がある。
医師に「手術です」と言われることもあれば。
「ヘルニアです。しばらく様子を見ましょう」と言われるときもあります。
実はヘルニアは負担をかけずに放っておくと、自然に治ってしまう場合があるんです。
炎症で腫れても刺激しないで安静にしていれば腫れ引いてきます。
ヘルニアと診断されても大丈夫な理由3
カナダの研究者チームが腰痛のない人を集めMRIを撮りました。この時、腰痛がないのにヘルニアのある人が半分以上いました。(76パーセントです)この研究は国際腰痛学会のボルボ賞をうけました。
日本では、腰痛⇒レントゲンMRI⇒ヘルニア見つかる⇒診断でヘルニア。となりますが。
MRI⇒ヘルニア見つかる⇒腰痛無い⇒ヘルニア腰痛関連無い。となります。
つまり、腰痛=ヘルニアは成り立たないのです。
※もちろんヘルニアが神経を圧迫して痛みやシビレの出る患者さんはたくさんいて、手術が適応の患者さんもたくさんいます。
まとめ
ヘルニアにも状態が色々あります。
あなたのヘルニアはどの程度なのか?でている症状と照らし合わせてみてください。
たとえ医師に手術ですと言われても。落ち込まないで冷静に判断してみてください。
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。