肩こりはマッサージするだけで大丈夫?
[caption id="attachment_2693" align="alignnone" width="300"] 肩こり,女性の肩こり[/caption]
日本人のナンバーワン
日本人の辛い悩み 1位は肩こりです。
なのに、お医者さんに「私、肩こりなんです!」と話しても、反応薄いですよね。
なぜなら、肩コリは病名ではないから。
医学的な肩=肩の関節ですし、コリは他人には見えない主観的な症状にすぎません。非常にあいまいなのです。肩こりは日本人特有のもので、外人に肩コリはない!と言われることもあります。
以前、デスクワークのアメリカ人が、肩まわりの筋肉を指さして、「石のようだ!」(ライク ア ストーン)と言っていたので、「外人さんもコルんだな~」と思いました。
※厚生労働省が、3年おきの国民生活基礎調査で、自覚する症状、男女それぞれ調査した結果、女性の悩みの1番が肩こりでした。男性は2番目が肩こりでした。
日本人の自覚症状の悩みの1位が肩こりです。(平成22年、25年調査結果)
もんでも効かない、肩こり
マッサージしたり、ストレッチしたり、「その時は楽になったと感じるが、1日も持たずに戻ってしまう」とお悩みでは?
実はストレッチやマッサージの効果があるのは初期の肩コリだけなのです。
悪化のメカニズム
1. 悪い姿勢で筋肉が固くなる。(この段階なら、マッサージ・ストレッチは効果あります)
2. 悪い姿勢が続くと、筋をゆるめる機能が正常に働かなくなる。
3. 機能が狂い、筋肉を緊張させる指令が出続ける。
筋肉を緊張するような指令が出続けてしまうのでマッサージやストレッチで緩めても長続きしないで、すぐかたくなってしまいます。
慢性の肩こりは、原因から改善していかないと効果は出にくいのです。
凝るっていうのは?
goo辞典で調べると、下記のようになっています。
1. 物事に集中して打ち込む。
2. 細かいところにまで心を配る、趣向をこらす。
3. 血の流れがわるく筋肉が張り固くなる。
4. バラバラのものが集まりかたまる。
5. 冷えて固まる、凍る。
他に自由がきかなくなる。という意味もあります。緊張が続きストレスがたまると流れが滞り、冷えて凝ってくるのです。
原因と症状
不良姿勢により、僧帽筋、肩甲挙筋、脊柱起立筋の緊張が慢性化して起こります。
頸椎の病変や(ヘルニアなど) 内臓の反射や、心理的なストレスが原因で肩こりになることもあります。
他覚的にも肩の筋肉が固くなり重ダルイ感じや、シビレを伴うこともあります。
凝ってないのに、凝ってる?
コリに対する感覚がニブイだけかもしれません。
肩の力を抜いても、かたいままなら要注意。
血液、リンパの流れが悪くなります。疲労物質がたまりやすくなり、ますます硬くなります。早めの解消が望ましいです。
「肩コリも感じないし、さわっても柔らかいあなた!」
おめでとうございます。素晴らしい体の使い方をしています。このままコリ知らずで行きましょう。(ゴク稀にいらっしゃいます)
病名肩こり。ないのはなぜ?
病院では「肩こり」とは診断されません。(病名ではないので)
症状に応じて、湿布、ビタミン剤など処方してくれます。消炎鎮痛剤が出ることも。
薬やシップは対症療法なので姿勢を整えたりストレス解消など生活習慣を見直していきましょう。
予防には
1. 楽な姿勢が良い姿勢とは限りません。
正しい姿勢づくりに努力も必要です。
2. 30分以上同じ姿勢だと凝ってきます。30分に一度は動いて姿勢を変えましょう。
3. 筋力はあるていど必要です。軽い運動で筋力アップ。
ストレスも原因に。
1. ストレスをためない
2. ストレスと戦わない
3. 疲れは大敵。睡眠はとても大事です。
うたたねでは
ボキボキしない、安全でやさしい施術です。
全体のバランスをとります。
変化を実感できます。施術前後の違いををしっかり確認します。
姿勢のコツを指導していきます。
コリは警報です。早めに対処して悪化しないようにしましょう。
お電話ありがとうございます、
さくまうたたね治療院でございます。